落し物
仕事柄、落し物を交番に届けることが多いのでそのことから言えることをちょっと書いておこうかと。
コンビニで落し物は本当に多くて
コピー機には免許証、保険証、原本、マイナンバー、在留カードなどなど
レジ前には、お財布や携帯、イヤホンなど
トイレ内にはカバンや傘など
多岐に渡ります。
まず、免許証など個人が特定できるものの場合。
発見してから1日は、取りに来られる可能性を考えて店舗の金庫で保管します。電話がかかってくる場合もあるので、オペレーション的には1週間となってますが、私の場合は最長でも3日しか待ちません。
連絡がない場合は近くの交番に届けます。
届けた後に来店された場合は、届けた交番に案内したり、拾得届を見せます。そこに警察署の番号が書いてあるのでそこに電話してもらう形で、落とし主に伝えます。
キャッシュカードの取り忘れは、抜かなければATM内に残るので、そこからアルソックなりセコムが対応します。落ちている場合は即日交番に届けます。交番か、キャッシュカードの銀行に電話するかは店長次第ですね。わたしは交番です。
お財布と携帯は、時間帯によりますが午前中に見つけた場合は夕方まで待って17時くらいに交番に持っていきます。午後に届けられた場合はすぐに届けてしまうこともあります。
なぜかというと、店舗に長く保管するより交番の方が落とされた方の心理を考えると安心なのかなと思うから。
携帯を落とした場合、できることなら自分の番号にかけてみるのを最初にやってみる。だれか出てくれるならそれに越したことはないので。
出ない場合は、すぐに遠隔ロックをかけておいた方がいいです。電源が生きているなら追跡も有効です。この場合まだ交番に届けられている可能性がないので、最終的にどこまで追えるか見ておいた方がいいです。
交番に届けられると、携帯の電源は切られてしまうので追跡が途絶えます。途絶えた場所の近くに交番があるなら、そこに届けられた可能性が大です。遺失物届を出して交番に照会してもらうと、簡単に見つかります。
落とした場所にもよりますが、公共交通機関やタクシーの中など場所が限定されているなら見つかる率は格段に高くなります。
コンビニや飲食店や路上など、どこで落としたか分からない場合は時間がかかるかもしれません。
いつから触ってないか、その間どこに寄ったかある程度絞れてないと厳しいです。
私個人では昨年お財布を落としましたが見つかっておりません。
路上で落とすと、お金だけ抜いてあとはどこかに捨てられてしまうこともあるので見つかることは期待薄ですね(´・ω・`)
財布と違ってスマホは鳴るしGPSあるので比較的探しやすいのが利点です。
とくにiPhoneを探すはすごい。
便利だけど、ストーカーしてる気分にもなるくらいです。相手のApple IDとパスワードがわからなければ何もできないので安心ですが。。
スマホの忘れ物は特に多いみたいなので、特定するにも結構骨が折れそうです。
iPhoneユーザーはとても多いので、できるなら自分のスマホには個性を持たせた方がいいと思います。ストラップを付けるなり、カバーが無地ならステッカーを貼るなり、ストーン付けるなり…特徴がたくさんあればあるほど特定は早いです。遺失物届と拾得届を照会して、一致する項目があればあるほどいいわけですから。
先日彼氏がスマホを忘れて交番で照会してもらった時には、iPhone自体の届が300件以上あったみたいなので…個性は大事です。