お題というものをやってみる。
好きな作家と言われて、パッと思い浮かぶものにしようと思ったら好きな作家まぁまぁいるので迷う。
順不同、敬称略で並べてみる。
桐野夏生、辻村深月、津島佑子、太宰治、星野智幸、森見登美彦、川島誠、江國香織、川上弘美、中原中也、林芙美子、有吉佐和子、星新一、米澤穂信、伊坂幸太郎、江戸川乱歩、坂口安吾、小川洋子、芥川龍之介、中島敦、谷崎潤一郎、中山可穂、松浦理英子
ぱっと出てくるのはこんなところかと。
どの人もそれぞれに思い入れがあるので、レビューをこちらに移しつついろいろ書けたらいいなぁ。
作家の話でこんなことがあったなぁ、と思い出したことがあります。
わたしは太宰治のなかでも「ダス・ゲマイネ」が特に好きなのですが(たしか新潮文庫『走れメロス』の中に入ってる短編です)、星新一もそれが好きだとあとがきで言っていたことがあって、猛烈に嬉しかった記憶があります。
わたしの周りでは、ダスゲマイネ?なにそれ、って感じだったので(´・ω・`)
森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』のなかで、本棚の本やその作家のつながりを語るシーンがありまして。実際に森見登美彦が、自分の本棚を見ながら書いたという素晴らしい博識ぶりを披露しているのですが。お気に入りのシーンです。
なにかしらでどこかが繋がっていく、もう亡くなった人でも、作品が本が残っていれば新たに未来にそれは繋がりもするのだと思う。音楽も美術もそれは同じだと思うので、形に残る作品というのは尊いなぁと思う次第。